木材を炭化した木炭ですので多孔体で、内部面積が大きいため透水、通気保水、吸着性に優れており、高湿時の余分な水分を効率良く吸収して湿度が100%になるのを抑え、結露を防ぎます。また、低湿の外気が入って来たときには水分が吐き出されます。 この繰り返しにより、長期間効果を持続します。
呼吸する調湿材
人と環境に優しい
「ピノクリン」で相対湿度を95%以下に保つことにより床下の木材含水率 を20%以下に維持することができますので、薬剤に依存することなく、力ビの発生を防ぎ白アリやダニの住めない環境となります。その上、 脱臭効果も強く、悪臭を断ち、爽やかな空気が生まれます。
住まいも快適
木材含水率が20%をこえることが殆どないため、床下の木材が腐蝕しません。そのため住宅を健康な状態で保つことができ、長持ちするわけです。万一のために使用する防腐剤も地球にやさしいソフトなもので十分です。
安心しかも半永久的
木炭は木材中の燃えやすい成分を除去したもので木材よりもはるかに着火しにくい性質を持っていますので、火災の心配はありません。
夏涼しく、冬暖かい
夏(左)強烈な地熱上昇から家全体を断熱し、かつ湿気を除去するので涼しく快適な住宅にします。
冬(右)地温の冷え込みから家全体を断熱し、ゆるやかに放熱するため、暖房効果を高めます。
防湿フィルム・防湿コンクリートでは結露を完全に食い止められません!
A図:ビニール防湿フィルムで覆ったり、防湿コンクリートを打設した場合、 地表の水分を防ぐことはできます。しかし、夏季に気温・湿度の高い外気が換気口から侵入し、床下部分で冷却され結露が発生します。 例えば、気温30℃・湿度85%の外気が床下部分で冷却されると 27.2℃湿度は100%となり結露が始まります。
B図:床下調湿木炭「ピノクリン」は、高湿時によく水分を吸着し湿度が100%になるのを防ぎます。
(財) 日本住宅・木材技術センターにて長期実験調査
(左)木炭処理前の 床下の木材結露でカビが大量に発生。
(右)処理後1年6ケ月後 の床下の木材カビがきれいになくなっている。 床下部を結露させなければカビ類が全く発生しないことが証明されました。
こんな家には特に有効です!
・家の中がカビ臭くて困っている
・畳、押入、壁がジメジメしている
・換気口が少なく、すぐブロック塀や樹木がある。
かんたん施工
「ピノクリン」は45cm×45cm×5~6cmの通気性のよい不織布に充てんされていますので、1坪当り16袋必要となります。商品は1ケース8袋 (0.5坪分〉としてお届けします。
新築の場合、床板を張る前に敷きこみます。
既築の場合、台所の収納庫の部分や一部を外して敷き込みます。
但し新築・既築にかかわらず、床下換気ロが設置され、通気が十分でないと効果を発揮できません。